Spamhausがサイト閉鎖の危機

06.10.13, 11:49

ICANN refuses to pull Spamhaus domain(Register、2006年10月12日)っていう記事があって、これはその前の
Spamhaus fights US court domain threat (Register、2006年10月10日)とか、Anti-spam crusaders slapped with $11.7m judgement(Register、2006年9月15日)(SANS JAPANに同じニュースが日本語であります)を受けています。

10月10日の記事だと「ドメインの危機」ってタイトルだけど、nsもサーバーもアメリカなので、サイト閉鎖の危機まで書いときます。
今後どう転ぶかわかりません。

以下、日本語情報源が乏しいのでてきとーにリンクしてます。
Spamhaus(スパムハウス)っていうのはもともとスパムを発信するISPのことで、それに対抗するセキュリティプロジェクトとしてSpamhaus Project、http://www.spamhaus.org が設立されたわけです。
(※シマンテックの記事だとわかりにくい上に後半が読み込めない?)

で、過去にもNiftyが登録されたりKDDIが登録されたり、OCNが登録されたりしていたわけですが、いずれもそのIP内にBOT化してSPAMを発信するコンピュータがいたせいで、人間の手によりよく運営管理されており、間違った拒否は滅多にありません
信頼された非営利機関であり、スパム対策の要になっています。

で。
e360insight というアメリカの企業が、Spamhausのブラックリストに載せられたことに反発して裁判を起こし、9月15日、アメリカイリノイ州での欠席裁判(Spamhaus本部はイギリスにあります)にて、$11.7 million (約13億円)を払えと言うことになったわけです。
e360Insightの言い分と、Spamhaus Projectの言い分(どっちも英語))


Spamhausはというと、「e360 Insightは英国のアンチスパム法に違反しているため、ブラックリストから外す意向はない」かつ、「イギリスで裁判してないんだから従う必要はない」とつっぱねました。(SANS JAPAN 日本語記事)


そして、ICANNの登場。

ICANNというのは、.org ドメイン管理の元締めです。
アメリカの裁判所がICANNかTucowsの人を招致して、「spamhaus.orgのドメインを止めてしまえ」と言ったわけです。
財産差し止め命令とかそういったものでしょうか。

で、ICANNの見解(英語)
http://www.icann.org/announcements/announcement-10oct06.htm
(よくわかんないので後でまた。)


ICANNそのものはアメリカの民間組織だったような…

Spamhausが閉鎖されてしまうと、受け取るスパムメールが大量に増加することは周知の事実なので、なんとかして閉鎖しないで欲しいのですが…。

今後のニュースで要注目です。



ああそっか。Microsoftが他人のドメインに差し止め訴訟するみたいなニュースは大量にあったんだっけ。どこがどう違うんだろう?



==
追記:
10月20日に、ドメインを差し止める要求は正式に棄却されました。
Judge Won’t Suspend Anti-Spam Group Name(MSNBC)
http://news.zdnet.co.uk/itmanagement/0,1000000308,39284264,00.htm
理由は全ての業務を中止させるため罰としては強すぎる、という感じに読めます。(知らん)
罰金まで取り下げられたわけじゃないんだろうから、やっぱ払うのかな?
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コメント (1)
これは続きなのかな?同じなのかな?
http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=35019
IPアドレスが云々って書いてあるような。
なんにしてもICANNは断ったって書いてあるような。
#1 posted by itochan at 06.10.13, 19:26
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